ゲート前で再度人物確認して、第 1グループが揃ったら、注意事項と士官のたどたどしい日本語での挨拶があった後、入場許可シール『FLEACT, YOKOSUKA VISITOR』が配られ胸に貼り、ツアーバッジを付けてゲートに。今日は荷物検査はありませんとのこと、身分証明書チェックが終わったら、一人ずつ脱帽状態でゲートを通ります。小雨が降ってきました。
基地内からはガイドが変更になり、説明を受けてツアー開始。正面ゲートをから、丘にある米海軍横須賀基地司令部 (旧横須賀鎮守府)の建物の右を通り過ぎ、最初に案内されたのは、関東大震災による犠牲者の方々の供養碑。上部の円形の部分には地震発生の時刻11時58分を指した時計が刻まれています。
下士官クラブ CPO CLUB (Chief Petty Officer's Club)は、旧横須賀海軍工廠本部。正面右には 9.11テロの碑があり、右の五角形がペンタゴン (The Pentagon) アメリカの国防総省の庁舎、左の 2本がワールドトレンドセンターとなっています。左には横須賀製鉄所跡碑があり、明治 4年に日本で最初の製鉄所 (現在の造船所)が建てられた場所です。その先に THE CRUISE INN (食堂)があります。
次に案内された第 1号ドライドックは、慶應 3年に着工、明治 4年竣工だそうです。第 2号ドライドックは明治13年に着工、明治17年竣工だそうでやはり石組みです。中央に継ぎ目がありドックを2分割できるように設計されたそうですが、うまく行かなかったそうです。第3号ドライドックは明治 4年に着工、明治12年竣工で、1号、2号と比べると小さいですね。
離れている第 6号ドライドックへしばらく歩くと、左に映画館 (FLEET THEATER)、少し先の右に診療所があり、そばに泊船庵史跡があります。その先のフリート・レクリエーション・センター (Fleet Recreation Center)を過ぎ、岸壁沿いをまっすぐ行き、トンネルを抜けると第 6号ドライドックですが、駆逐艦『カーティス・ウィルバー』が修理がされているので撮影は禁止でした。
近代遺産と石碑 (1)
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昼食の時間です。コサノパークのほぼ中央にある六角形の屋根の建物で説明を受け、道の反対側に行かないでください。フードコート (Main Street Food Court)、スバーロ (cafe sbarro)とマクドナルドのどこかで食べて下さいと言われて自由解散。昼食時間は 11:40 〜 12:30。
ボーリング場のスナックコーナー (MEAN GENE'S BURGERS)には行けません。
Cafe Sbarro & Main Street Food Court
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フードコートには色々なファーストフードがあるので混んでいますが、ピザのスバーロは空いていました。お昼過ぎに第 2グループの昼食時間となって、少し混みだしました。
MWR SUPPORT FACILITY
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フードコートのファーストフードよりも別な昼食と思い、1ブロック奥、ボーリング場の裏手側の横長の建物で上にタコベルのマークがある MWR Support Facilityへ。マークの下にタコベル (Taco Bell)、隣にスターバックスがあります。
タコベルの WHY PAY MORE! のメニューから、クランチィ・タコ、ビーン・ブリトー とドリンク ($4.0)。本日のレートは 79円ぐらい。支払いは円で、おつりはドルでした。ドリンクは渡される紙カップで、ドリンクバーで自分で注ぎます。
道を挟んで、かまぼこ型の大きな体育館のようなネイビー・エクスチェインジ (NEX)と、カミサリー (Commissar)があります。NEX側にあるメインストアー・フードコート (MAIN STORE FOOD COURT) には、 4つのファーストフードがあります。
American Grill (アメリカン・グリル)
Anthony's Pizza (アンソニーズ・ピザ)
Baskin-Robbins (バスキン・ロビンス)
Dunkin' Donuts (ダンキン・ドーナツ)
MWR Support Facilityの裏手に、タコベルのドライブスルーがあります。
午後はツアーに同行している 2人の兵士を囲んで、コサノパークでコミュニケーションタイムでスタートです。自由に手を上げての質問、質疑応答のあとは残りの行程へ。まずは、終戦時初の米軍上陸地点というところへ、今はヨットハーバーになっています。次に将校クラブへと向かいます。
将校クラブ (ADMIRAL ARLEIGH A.BURKE COMMISSIONED OFFICERS'S MESS)入口の右に方位板、左に皇后陛下行啓記念碑、紀元二千六百年記念庭園碑
があります。続いて、サスケハナ ドライブ(Susquenhama Drive)を通り米海軍病院の敷地に入り、皇后陛下行啓記念碑、奉安殿、旧帝国海軍病院の建物を通り、横須賀海軍病院の門柱がある入口になります。
道を渡り丘を上がると、平屋で横長の建物が、フラッキーホール。第七艦隊所属の潜水艦隊司令部 (米海軍横須賀基地司令部の裏手)です。その先に見えるのが、コマンドケイブ (旧帝国海軍の掘った穴)となります。
横の道を通り、旧横須賀鎮守府会議所・横須賀海軍艦船部だった米海軍横須賀基地司令部の正面へ。1階には、日米海軍関係の貴重な写真や記念物が展示されています。入口左には日米国旗が掲げられ、旧帝国海軍歴代と米軍歴代の司令官長官の写真がずらりと並んでいました。隣にある建物が、旧横須賀鎮守府だった在日米海軍司令部。
近代遺産と石碑 (2)
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最後に基地内労働者感謝の碑の前で、ツアーに同行していた 2人の兵士とボランティアの方にご挨拶、13:50解散となりました。ツアー参加バッジと、入場許可シールを返却して、各自ゲートを出て終了です。まだ第 4号、5号ドライドック、愛新覚羅 溥儀の行啓記念碑などがあるのですが、、、通常のイベントでは見れない場所もあったので参加して良かった。
天候は曇のち雨、ちょっと残念でした。